アルバイトスタッフのシフトコントロール
日本飲食店パートナー協会の阿保です。
先日のブログでは、
固定の人件費のリスクを考えました。
小さな飲食店にとっては、
社員を雇用したり、増員したりするのは、
コストの面で本当に大きなリスクとなります。
一度雇用をしたら、お店の都合で辞めてもらったり、
給料を下げたりなど、簡単には出来ないので、
慎重すぎるほど慎重に考えたうえでないと、
なかなか雇用は難しいところです。
それでは今日は、
基本を再確認していきましょう。
◎シフトコントロール
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アルバイトスタッフのシフト調整は、
人件費の増減に直結します。
僕が言うまでもないですが、
いくつかテクニックをお話しします。
≪短時間シフト≫
OPEN~LASTみたいな長時間シフトは、
絶対にロスが生まれるので、オススメしません。
※長時間シフトが必要なケースでも、
[昼間の3時間]+[夕方以降の4時間]という感じにして、
あくまでも短時間×2回のほうが調整が利きます。
≪マイナス1名≫
アルバイト比率が高いお店では、
絶えずマイナス1名でシフトを組んでおきます。
そのうえで30分ごとに、
・休憩イン
・休憩アウト
・出勤
・退勤
など動きがある予定を入れておきます。
そして、
「忙しいときは、休憩がずれることもある」
「忙しいときは、休憩が短くなることもある」
「忙しいときは、時間どおりに上がれないときもある」
「忙しいときは、早く入って(出勤)もらうときもある」
(だから30分前にはお店に着くように心掛ける)
こんなハウスルールがあると臨機応変の対応ができます。
≪給与額の希望≫
あなたのお店では、
面接のときに希望の給与額って聞いてますか?
例えば、
「5万円」とか「3万円」とか、
希望を聞くだけではもったいないです。
必ずその後に、
最低いくら以上じゃないと働けないかの、
下限の金額も聞いておきます。
そうすると、
希望「5万円」→最低「3万円」
希望「3万円」→最低「2万円」
と希望額の幅が明確になります。
あとは、
この下限を基準にすることで、
*採用人数が最大化できて退職リスクが減少し、
*シフト調整での人件費コントロールもしやすくなります。
≪ピーク時効率≫
スタッフのオペレーションは
常にMAXの生産性を心がけます。
暇な日や時間帯など、
スタッフが過剰になったときは、
迷わずオペレーションから外して、
売上アップに直結する集客作業を割り当てます。
そうすると、
スタッフの生産性が低下するのを避けられるし、
売上アップの活動もできるので、
一石二鳥となります。
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いかがでしょうか?
まだまだテクニックはありますが、
メルマガという媒体の限界もあるんで、
今日はこの辺で。
あなたのお店で、
何かのヒントとなれば嬉しいです。
次回のブログでは、
返済金を最小化する話をする予定です。
あなたのお店が月商300万円以下なら、
絶対に見逃さないでくださいね。
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