【実話】スタッフとの人間関係崩壊・・・
飲食店の成長を支援する、繁盛店販促マスターの阿保です。
少しだけ昔話をさせてください。
チェーン店でスーパーバイザーをやっていたころ、
ある店長からボコボコに殴られたことがあります。
いきなり飛び蹴りを食らい、
みぞおちに強烈なヒザ蹴りをもらい、
バックルームの床を引きずり回され、
馬乗りになられて顔面にパンチの連打を浴びました。
完全に、、、ブチキレてます。
挙句の果てには厨房に向かって、
「S(スタッフ名)、包丁持ってこい!」
さすがにSさんもマズイと感じたらしく、
「いや、店長、それはちょっと・・・」
と拒んでみたものの、
「てめえもやられたいのか!」と一喝され、
「わ・わ・わかりました」と・・・。
(えっ、わからないでよ~泣)
さすがに命の危険を感じた僕は、
そこから必死になって反撃に転じました。
まずは体制を変えて馬乗りを崩し、
相手の足を抱えてバランスを崩しながら起き上り、
殺意を持って向かってきたところを抱え込みながら
みぞおちにヒザ蹴りをブチ込みました。
「ううぅぅ」
一瞬のスキ。
(今だ!)
相手の息が詰ってうずくまりかけた瞬間、
僕はダッシュで逃げ出しました。
バックルームを出ると、
ちょうど包丁を手にしたSさんが・・・
(うわ!?)
逃げる、逃げる、逃げる。
走る、走る、走る。
「てめえコラ~ブチ殺してやる」
後ろを振り向くと、
包丁を持った店長が鬼の形相で追いかけてきてます。
足がもつれて何度も転びかけながら、
それでも走り続けました。
もう後ろを振り向く余裕はなかったですが、
怒鳴り声が遠ざかっていくことで、
距離が開いているのを感じ取りました。
ふっと前を見ると信号待ちのタクシーが。
(あれだ!)
ドアを叩いて急いで乗り込むと、
「すぐ出してください!」
と言ったものの、
必死に走りまくってきたので、
息はゼーゼー、心臓はバクバクで、
それ以上の言葉が出てきません。
運転手さんもタダ事じゃないのは察したようで、
とりあえず真っ直ぐ走ってくれてます。
ゼーゼーゼー(呼吸)
バクバクバク(心臓)
ダラダラダラ(体中の汗)
さらには、
改めて自分の姿を客観視すると、
Yシャツは汚れまくってるし、
ズボンは何カ所か破けているし、
ガラスに映った顔は赤く腫れているしで、
どう考えても、このままタクシーを降りて、
街中を歩けるような姿じゃありません。
・・・
・・・
「品川までお願いします」
僕は電車に乗り換えるのを諦め、
会社のあった品川までタクシーで戻ることを決めました。
(自腹で1万5千円くらい・・・汗)
◎たった一言が命取りに!
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これは今から20年ほど前の実話です。
まったく脚色してないですし、
どちらかと言えば端折ってるくらいで、
命からがら逃げるとは、
こんなことを言うんだと思います。
さて、、、
何でそんな事件に発展したかというと、
僕が発した<不用意な一言>が発端です。
まあ普段からの鬱積もベースにあったようですが、
最後は<僕の不用意な一言>が引き金となって、
吊し上げられるハメになったのです。
・・・
・・・
昔の僕はコミュニケーションが苦手というか、
ほとんどできなかったので、
たくさんの人間関係を崩壊させてきました。
今の僕しか知らない人には信じてもらえませんが、
自分の役目や立場が大きくなって、
動けば動くほど人間関係のトラブルに苦しんできたのです。
その原因は、、、
今ならわかります。
当時の僕の考え、
言動、行動が連鎖して、
いろんな引き金を引きまくっていたので、
トラブルが起きていたのです。
(もう戻りたくありませ~ん!)
・・・
・・・
今日も読んでいただき感謝します!
ありがとうございます。
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