結局やるなら早いうちに!
日本飲食店パートナー協会の阿保です。
昨日のメルマガでは赤字対策の第一手をお伝えしました。
年に数回の小さな赤字なら問題ないですが、
一年の内半分以上の月が赤字だったり、
マイナスの額が大きい場合は、すぐ対応する必要があります。
そこで昨日お伝えしたのは、
儲けが少なかったり、赤字になっている月の人件費を、
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バサッとカットすること。
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ある意味正論をお伝えしたところ、
予想通り良くも悪くも反響をいただきました。
マイナスの反響の背景にあったのは、やはり抵抗でした。
「でも・・・」という思いや、
「自分でもわかっているけど、
わざわざ他人には言われたくない」
という思いもあることでしょう。
たしかに僕も同じ立場なら、
同じように抵抗や反感が生まれると思います。
なので気持ちはわかります。
だけども、それ以上に、
その先の展開が手に取るようにわかるので、
あえて今回はきつめにお伝えしています。
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僕が資金繰りの相談を受けるとき、
最初に手を付けるのが人件費です。
もちろん、家賃の減額や返済金のリスケなど、
固定費を下げるとことも同時進行していきますが、
そこには相手がいるので交渉ごととなります。
そうなると、本当に成果につながるのかわからないですし、
成果が出るにしても時間がかかってしまいます。
刻一刻と危険ゾーンを綱渡りしている経営状況では、
ここを一番の当てにしてしまうのは、
とてもリスクが大きいのです。
だからこそ、、、
経営者の腹づもりで真っ先に成果を出せることを
優先させるには、人件費しかありません。
もちろん不要な広告や販促費、雑費なども削除対象ですが、
同時に売上を上げたいという状況では、
あまり販促費の削減意識は持たないほうがいいです。
いくつものお店を過酷な状況からお手伝いした経験からすると、
結局行きつくのが人件費カットなのですが、
ここで抵抗を続けてしまうる人と、
抵抗を感じながらも変化の行動に移す人に分かれます。
前者の場合、、、
その後の見込みが立たないお先真っ暗な状況なので、
お手伝いできないとお断りします。
後者の場合、、、
人件費が下がる前提でプランを立てて、
小さな可能性を辿りながら一緒にチャレンジします。
もちろん後者でも、
100%うまくいく保証はないですし、
最終的にはお店を閉めるケースだってあります。
しかし前者の場合は、、、
その後に自力で回復したという事例は皆無です。
(自力回復率0%)
ただし、途中の過程を聞きかじってみると、
結局はどこかの段階で人件費をカットして、
必死に延命措置をしていることがうかがえます。
だけども、、、
人件費カットという荒治療でさえも、
効果が期待できるデッドラインを超えてから取り入れても、
焼け石に水状態にしかなりません。
だからこそ、
困りに困ってから手を付けるのではなく、
効果の見込める早い段階で手を打ちたいところですね。
昨日もお伝えしましたが、
継続的な赤字を抱えているお店や、
利益が出ても赤字の月の補填で消えてしまうお店は、
早い段階で究極の選択をしないとです。
<このままキャッシュフローが回らなくなり、
お店を潰れてしまうのを受け入れるのか>
それとも、
<抵抗を克服して変化のハンドルを切るのか>
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極論を言うと人件費カット以外でも構わないので、
今まで取り組んでいなかったこと、
今まで避けて通ってきたことの中にこそ、
現状を変えるためのヒントが埋もれています。
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